エンジンがかからないのはバッテリーのせいだけではありません-平成22年式ワゴンR
平成22年式のワゴンRのお客様から電話が
「お昼に家に帰って、また会社に行こうとしたら、
エンジンがかからないんです。」
バッテリーでしょうか?
なにか、ランプの切り忘れはありませんでしたか?
とお聞きしましたが、一切そのようなことは無いようです。
「他の車とブースターケーブルでつないでかけてみましたが、
かかりません。」
つなぎかたが良くないか、もしくはブースターケーブルが大きくないとダメか?
シフトをDにしてもう一回パーキングに入れてプッシュボタンを押してもたいましたが、
インパネにランプはつきますが、うんともすんとも音が出ず、
エンジンがかかりません。
お客様のところへ行って試してみたら、
ハンドルロックがかかった状態でした。
通常、エンジンをかけるときは、
キーのボタンを押すと「カシュン」と音がしてエンジンがかかりますが、
「カシュン」という音がしない。
ステアリングロックが解除できないために、エンジンがかからないのです。
ハンドルロックがかかっているので、ハンドルを動かすことができません。
ロードサービスで当店まで運んでいただきました。
お客様のワゴンRをスズキのHPで検索してみたら、
サービスキャンペーンが出ていました。
こちらはリコールではございません。
サービスキャンペーンで、発生対応、
つまり、このような症状が出たときに無料で対応する、というものです。
>ワゴンR、アルトラパン、パレット、アルトのサービスキャンペーンについて
無料で良かった。
ステアリングユニットを交換、
有料であれば、約25,000円から30,000円の修理代となります。
それから、このお客様は自動車保険でロードサービスが無料(キロ数によります)で加入されていました。
なので、当店まで無料で運んでいただきましたが、
ロードサービスに加入されていなければ、有料での運搬となり、
さらに数万円の費用がかかります。
このような緊急の場合の時に、
かけられている自動車保険にロードサービスがついているか、
今、確認されてください。
保険についていなければ、特約でつけられる場合もあります。
ぜひ、保険の係のかたに確認されてください。
JAFに加入されるのもおすすめですよ。
>エンジンがかからないことはほかにもあります
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