車検証の所有者について-軽自動車/名義変更、廃車ができない場合は?
2016/08/28
車の名義変更や廃車の時に、「所有者がどうして私ではなくて会社になってるの?」という問い合わせがけっこうありますので、それについてお話します。
■車検証の所有者の欄について
車検証には、
・使用者
・所有者
の欄があります。
今回は、軽自動車の所有者、および、
所有者に連絡が取れない場合の名義変更、廃車についてお話します。
軽自動車の車検証です
車検証には、使用者と、所有者の欄があります。
主に車に乗るかたが、使用者になりますが、所有者というのは何でしょう?と疑問に思われるかたが多いですね。
所有者に自分以外の人や、会社名が載っている場合もあります。
お車の契約の場合によって、所有者欄が会社名などになります。
例)150万以上の軽自動車を、8年ローンで買ったら、所有者がクレジット会社になった
いろいろな場合がありますが、
所有者欄に会社名があっても、別段困ることは無いと思います。
軽自動車税も、使用者にかかりますから。
(場合によって軽自動車税を所有者にかける方法もあります。個人所有などの特別な場合です。)
軽自動車を、 ●名義変更 ●廃車 する時に、所有者の印が必要になります
車の販売会社、デーラーに所有権がついていたら、そこに書類をいただきに行かないといけません
(お客様の懇意な車屋さんに相談されると、ほぼ、代理で行っていただけます。)
●所有権の譲渡の書類がもらえない無い場合はどんな時?
・軽自動車のオートローンが終わっていなければ、所有権は譲渡していただけません
・軽自動車の売掛金が車屋さんにあれば、所有権は譲渡していただけません
●所有者が個人の場合は、書類に、「みとめ印」でできます
お客様から、所有者についての問い合わせが、たまにあります。
「所有者を抜いて、自分だけの名前にしたい」というのが多いです。
が、
自分だけの名前の場合、トラブルもある時があります。
軽自動車の場合、車の名義変更や廃車には、
所有者が個人名の場合、みとめ印で良い、ということです。
盗難や、「何かあったとき」に、簡単に、名義変更をされる場合があるからです。
ご家族が勝手に、別の家族に名義変更し、その人が乗るようになる、というトラブルも昔あったということです。
所有者が会社名になっていれば、所有者の会社が提示する必要な物や書類が無いと、
書類を出すことはありません。
■反対に、所有者が会社の場合だと、どんな困ったことがあるかというと、
●会社が無くなったとき が困ります。
所有者の会社の印をもらえることができなくなると、名変、廃車はできません。
ですが、中古車関連の団体などで、管理されてる場合があります。
(これも、懇意な車やさんに相談されると、いろいろ調べていただけます。)
乗っている車が、もうつかえない、壊れた、
なおすのにお金がかかるので、廃車にしたい
そういうときに、
上に書いているいろいろな場合において
、
●廃車ができないばあい
軽自動車は、廃車しなければ、軽自動車税が永遠にかかります
(今の法律の場合/26年10月現在)
それが、気を付けなければならない点ですね。
●軽自動車を解体屋さんに解体してもらった場合
軽自動車を、上のようないろいろな理由で、廃車の手続きができない場合は、
車の解体はできても、
車検証とナンバーを、廃車できるまで大切に保管されることをおすすめいたします。
そして、解体をしたら、解体証明も一緒に、保管ください。
>>普通自動車・小型自動車の場合はこちら
いろいろな場合がございます。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
尚、県外のかたからのアクセスも多く、ごらんいただきありがとうございます。
書類などのお問い合わせは、お客様のいつも行かれている自動車屋さんに、
ご相談ください。
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